・Playback Designs/Merlot DAC
Playback Designs(プレイバック・デザインズ)の代表Andreas KochはDSD信号をPCからUSB経由で伝送するDoP(DSD Audio over PCM Frames)方式の生みの親であり、またDSDの音質、デジタルデータとしての特性を最も理解し、SACDを実用化するために必要となる唯一のDSDマルチレコーディング機「Sonoma」の設計に携わりました。
Andreas Kochと同エンジニアBert Gerlachらが上位機種5 series 3 seriesのノウハウが生かし、全てのアイデアや経験を詰め込んだ新しいSonomaシリーズのMerlot DAC。
DACにはPlayback Designsの特徴ともいえるFPGAを採用し、さらにPCM384kHz/32bit、DSD11.2MHzまで対応のUSB入力を備えています。また、オリジナル回路PDFASにより、ジッターをほぼ完璧に取り去ったデジタル信号を実現。Merlot DACは左右対称構造になっており、全てのデジタルデバイスとスイッチング電源をひとつのクロックで駆動。同じクロックを使うことによりデバイス間の相互干渉を排除しています。さらに、振動対策の為、脚部にはthe j1 projectのハイポリマー・コンポジット素材のスパイクを採用。
アルミニウムのシャーシにはPlayback Designs社のあるアメリカ、カリフォルニア州のソノマの丘をイメージした仕上げが施されており、デザイン製にも優れたコンパクトなボディにPlayback Designsのテクノロジーを余すことなく搭載した最新のコンポーネントです。