PRIMARE
ヨーロッパ北部に位置するスウェーデンのPRIMARE(プライマー)は、1985年に設立されたオーディオメーカーです。 928シリーズ(1986年発表)、200シリーズ(1992年発表)などセパレートアンプを中心とした初期の製品はその先進的なデザインと高度な再現力で高く評価され、同社のブランドイメージを確立しました。1994年には名機300シリーズを発表。日本での知名度を確固たるものとしました。
1998年にはCoplandブランドで世界に知られるXENA AUDIO社に所属していたLars Pedersen(ラース・ペダーセン)氏がPRIMAREに参加。創立当初から牽引してきたデザイナー兼エンジニアのBent Nielsen(ベント・ニールセン)氏とLars Pedersen氏の蓄積されたノウハウの融合により、現在まで続く30シリーズと20シリーズが生み出されました。
その後、発表された多くの製品は、北欧のみにとどまらず広く世界中で愛用されています。最新のテクノロジーを美しいデザインに内包する—- PEIMAREは止まらない進化を続けています。
2011年10月 2011年インターナショナルオーディオショウの日本訪問時のインタビュー
Philosophy
テクノロジーは直感に反するように複雑なものではなく、使いやすく我々の生活の中に溶けこめるものでなくてはいけません。最高の技術をもって設計されていますが、その技術へのアクセスは極めてシンプル。機能的なデザインはスカンジナビアの理想的なスタイルです。PEIMAREは最新のテクノロジーを実用的なスタイルの中で提供し続けてきました。
PEIMAREのサウンドとは・・? PEIMAREに特有のサウンドというものは存在しません。
最高品質パーツの使用、シンプルな回路設計、余裕のある基盤レイアウト、干渉を防ぐためセパレートされた各モジュール。「ノイズや歪みを抑え、何も足さず何も引かずに入力された信号が持つサウンドだけを忠実に伝える」それこそがPRIMAREが考える理想のサウンドなのです。