先日、保育士を目指す娘がパーティーに呼ばれました。 そこには小さなお子様が3人来るということで、娘と一緒に手作りのおもちゃを作ることに。
黒い画用紙と白い画用紙を貼り合わせ、角を丸くした三角形に切る。 真ん中に色画用紙を切って貼ればおにぎり🍙の完成。
具材の部分を色違いで何枚か作れば、 「おにぎり神経衰弱」のできあがりです。思い付きで作った割にはいいものができたと自画自賛。おもちゃ作りなんて、もう何年もしていなかったけれど、 手を動かす時間はやっぱり楽しいものだと感じました。

娘はYouTubeを流し見しながら黙々と切り貼りしていて、 その姿を横で見ているのもなんだか微笑ましい時間でした。
娘が作業を終えて部屋を出たあと、 私はひとりでSpotifyを流しながら、次のフェルトのお菓子作りを始めました。 静かな夜に、手を動かす音と音楽だけが残る時間。 その空気がとても心地よかった。
先日、イギリスのお友達から ジャズピアニスト・福居良さんの曲を紹介してもらいました。
それまで私は彼のことを知らなかったけれど、 音楽と生き方に触れているうちに、 今の自分と重なるものを感じるようになりました。
福居良さんは、決して早くからピアニストとして歩んできた人ではないそうです。 それでも、自分の好きな音楽と向き合い続け、 多くの人の心に残る作品を生み出した。
その姿を知ったとき、ふと心の中に 「何かを始めるのに、遅いってことはないのかもしれない」 そんな言葉が浮かびました。
「Mellow Dream」
静かで、やわらかくて、少し切なくて。
これまでのことや、これからのことを一人で考えたくなるような曲でした。
そして代表作の「Scenery」
こちらは、静けさの中に芯の強さを感じるジャズナンバー。美しいピアノの旋律とほどよい余白が心地よく、まるで景色がゆっくり移り変わっていくような一曲です。
おもちゃ作りという手を動かす時間と、 福居さんの音楽という心が動く時間。
その二つが偶然重なったことで、 これまで歩んできた人生と、これからの生活について 静かに考えさせられる、不思議な夜になりました。
何かを始めるのに、遅すぎることはない。 そう思えたことが、今の私にとってとても大きな一歩です。