平素より、Storm Audioの製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
AVプリプロセッサーの最新版のFirmwareがリリースされましたのでお知らせいたします。
製品のアップグレードは、ご使用のユニット(ISP Processor MK1, MK2, MK3またはISP Core16)と現在のソフトウェアバージョンに応じて実施してください。適切なパッケージを選択するために、以下のフォームに入力の上、パッケージをダウンロードしてください。
ダウンロード後は、フォームの最後のリンクから手順書をダウンロードし、手順書に沿ってアップグレードを実施してください。
なお、最新の4.6r1p2に関しては、同じファイルで二度アップグレードを実施する必要があります。一度ではアップグレードが完了しませんのでご注意ください。二度の更新を終えると、メニューのバージョン表記が最新のものに変わります。
■4.5r0からのアップデート内容
Audio Zones
Configuratorを使用して、サブウーファー管理機能、マルチウェイアクティブスピーカー対応、各ゾーンごとの完全なDirac Active Room Treatmentキャリブレーションが可能な高度なオーディオゾーンを作成し、複数のオーディオゾーンのプロファイルをリモコンから直接管理できます。
Multi-way Subwoofer
マルチウェイサブウーファー管理を追加することで、Dirac Live Bass ControlとActive Room Treatmentを使用してサブウーファーアレイをサポートします。
Bass Shaker
ISPプラットフォーム上でベースシェーカーを管理し、専用のLFEチャネルフィードを提供します(ベースシェーカーはDiracキャリブレーションから除外されます)。
Center Shift
大型のLEDパネルやLEDウォールを使用したインストールでは、特にセンターチャンネルにおいて、スピーカーの配置が最適でない場合があります。そのため、会話が適切な位置から聞こえないことがあります。新機能「Center Shift」を使用して、ファントムイメージ(仮想音像)の位置を移動させることが可能になりました。この機能は、センターの信号をフロントのシーンにある特定のスピーカーに分散させ、スピーカーの構成に応じてファントムイメージを移動し、映像と音声の整合性を回復させます。
Adaptive Loudness
音楽や映画向けに制作されたほとんどのコンテンツは、80〜85dB(C)基準 SPLレベルでマスタリングされています。人間の耳の感度の影響で、これらのサウンドトラックをより低い音量で聴くと、ミキシング段階で定義された低音と高音のバランスが維持されません。「Adaptive Loudoness」機能は、どの音量レベルでもこのバランスを維持します。設定は「Low」「Medium」「Full」の3つから選択できます。