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LISZT Reference

ABOUT

超絶的な技巧により「ピアノの魔術師」と呼ばれ、死後 100 年以上経っている現在においても、いまだに彼を超えるピアニストは現れていないと言われる天才”フランツ・リスト”。即興を重視するピアニストとしてだけでなく、作曲家や指導者としても大きな功績を残しました。素晴らしい功績に対する畏敬の念からその名を冠したLISZT Reference(リスト リファレンス)は、前期種のLisztを完全に再設計しVienna Acoustics(ウィーン・アコースティクス)最新の革新的なフラットスパイダーコーンを備えたハイエンド・モデルです。
革新的なユニットによって美しいピアノ小品から、交響詩といった大編成の作品まで余裕をもって対応できるスピーカーが完成しました。家具のように美しく仕上げられたトラディショナルな外観と、内包された最新技術の数々。LISZT Reference は伝統的でありながら革新的でもあるハイエンド・スピーカーなのです。

LISZT Reference

¥1,300,000-(税込 ¥1,430,000-/台)

LIZT REF ROW / 4571408318371
LIZT REF BLK / 4571408318388
LIZT REF CRY / 4571408318364
LIZT REF WHT / 4571408318395

COLOR

Rosewood (ROW)

Piano Black (BLK)

Cherry (CRY)

Piano White(WHT)

FEATURES

フラッグシップ・モデル “THE MUSIC” で初めて導入されたフラットスパイダーコーンの同軸ユニットは、長年の研究により進化を遂げています。ScanSpeak社と共同で開発され、リング・ラジエーター/フェイズプラグを搭載したツイーターと、剛性と内部損失を突き詰めたオリジナル素材「X4P」を採用したミッドレンジ・ユニットを新採用。2つのユニットの優れたコンビネーションにより、息を呑むような解像度を持ちながら、Vienna Acousticsが誇る美しく豊かで心温まる自然な音色にさらに磨きをかけています。
また、ウーファーユニットも一新され、Beethoven Referenceシリーズで導入された正確なピストンモーションと優れた放射特性を実現するフラット・スパイダーコーンウーファーを新採用。高いリニアリティとディープかつハイ・スピードな特性にさらに磨きをかけ、細身のキャビネットからは想像できない緻密で豊かな低域には驚くしかありません。

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■Flat-Spider-Coaxial-Unit

Liszt Referenceの核となるのは、長年にわたる開発から生まれた特許取得の6インチ・フラットスパイダーコーンドライバーを中心とするVienna Acoustics最新の同軸ユニットです。
極めて平面精度が高いこのフラット型のユニットは同心円、同軸上において位相とタイミングのずれを防ぎ、歪みのない緻密な音と素速いレスポンスを実現します。半透明のコーン部分は新素材X4Pで作られたオリジナル振動板で、高剛性・超軽量・高制動性を得て理想的な特性を獲得しました。また、フラット型のユニットは強度的に弱い構造ですが、放射線上に伸びる補強リブと独自混合素材により、フラット型特性を持ちながらも高い強度を実現しています。また、コンポジットコーンに採用されたフェライトマグネットとの親和性を重視し、新たにフェライトマグネットを採用しています。
中心にはScanSpeak社と共同で開発され、リング・ラジエーターと中心軸にフェイズプラグを搭載したツイーターを新採用しマウント。フェイズプラグにより高域の特性・指向性を改善し、ドーム中心部で発生する歪みやロスを低減。また、フェイズプラグによるノン・ドーム型の振動板は、ドーム型と違いピストニック動作の遷移領域が存在しないため、ピストニックモードから非ピストニックモードへの移行がなく、ドーム型に比べフラットかつ過渡特性にも優れています。
クロスオーバー帯域の相互干渉を防ぎ、ポイントソース設計(点音源)の利点をすべて備えた全く新しい同軸ユニットは、前機種を超える35kHzまでの高域再生を実現。Liszt Referenceは、息を呑むような解像度を持ちながらVienna Acousticsが誇る美しく豊かで心温まる自然な音色にさらに磨きをかけています。


■X4P Original Composite Woofer

ベースキャビネットには、新採用となる特許取得済みの7インチ・フラットスパイダーコーンウーファー3基を搭載。X4Pとファブリックという異なる素材で構成されるためコンポジットコーンと名付けられました。
このコーンは内周に設けられたブレースによって強度を高め、このブレースの中央50mmはファブリック逆ドームと連結。コーン背面の補強(スパイダー)は、インパルスエネルギーを表面全体へ均等に割り当てられるように構成されています。正確にピストンモーションを行えるだけでなく、過去のユニットとは異次元の広い指向性と自然な放射特性を実現。外観のインパクトも新世代ユニットを強く印象付けるポイントです。
また、最上部のウーファーは下部2本のウーファーとキャビネット内で分離され、それぞれ独自のチャンバーとバスレフポートを設けられ独自のチューニングを施しています。このセパレートされたキャビネット構造により相互の干渉を防ぎ、スピード感と流動性を備えた驚異的な低音の伸びを実現しながら、ネットワーク回路をシンプルにすることが可能になりました。


■Top Unit

上部のエンクロージャーは下部のエンクロージャーと高品位アルミニウム製の回転機構により完全にセパレート。また、左右に調整が可能となっており、低域を設置する部屋の特性に合わせた後、ミッドレンジ / ツイーターをスウィートスポットに向かって調整する事が可能です。これは部屋のコンディションに応じた完璧なセッティングを行う事が可能になり、重要な中音域の絶対的な純度が保証されます。


■Terminal

Vienna Acousticsの伝統的なスピーカー設計思想により他のプロダクトと同様シングルワイヤリングを採用。信号経路をシンプルに することで、クロスオーバーにネガティブな影響を及ぼさない配慮がなされています。ターミナルは 使いやすさと確実な結線が可能なスペードプラグとバナナプラグに対応しています。


■Network

長期間に及ぶリスニングテストによって厳選され、1%以下の誤差で管理された最高品質のハイグレードパーツを徹底的に選別して使用。基盤は最短のシグナルパスを構成すると共に、それぞれのコイルが発生させる磁界が悪影響を及ぼさないよう注意深くレイアウトされ、細部までこだわり抜いた理想的なネットワークに仕上がっています。

■Cabinet and Feet

ウィーンの工場で最高品質基準に基づき職人の手で作り出された家具のように美しく仕上げられたキャビネットは、見るだけでも満足感を与えてくれます。
正確な音像定位を得るために最新のコンピュータ・モデリングを用いて緻密に設計され、可能な限りスリムにデザインされているのはVienna Acousticsの伝統です。内部は個々のドライバー帯域を考慮した巧妙なブレーシング構造が採用されています。


■X4P Original Material

Symphony Editionに採用されていたX3Pは、ポリプロピレンにファイバーなど3種類の異なる素材を加えて作られていました。さらに最適な混合比や材料の研究を続け完成させたのが新しいX4Pです。名の通り4種類目の新素材が追加されており、この新たなX4Pがフラットな振動板を実現するために大きな役目を果たしています。追加された素材は完全非公開となっています。

SPEC

Floorstanding Speaker

形式3-way・バスレフ型
周波数特性28Hz ‒ 35,000Hz
能率(2.83v@1m)91.0dB
インピーダンス
推奨アンプ出力50 ‒ 400W
クロスオーバー周波数230Hz - 2,600Hz
ユニット19mm リングドーム・ツイーター(フェイズプラグ・デザイン)×1, 152mm コンポジットコーンミッドウーファー×1 (フラット × 4P), 178mm コンポジットコーンウーファー×3 (フラット × 4P + ファブリック・センター)
サイズH1,148 × W198 × D435 mm
重量49kg (台)
仕上げRosewood (ROW), Piano Black (BLK), Cherry (CRY), Piano White(WHT)
その他シングルワイヤー・スピーカーターミナル

●HPの写真は実物とは多少異なる場合がありますので、お求めの際は店頭でお確かめください。
●外観、仕様、価格などは予告なく変更する場合がございます。

Liszt Reference 取扱説明書

 

NASPEC

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