ワイヤーワールド　シリーズ3
オーディオスピーカーケーブル　(取扱完了)

GOLD ECLIPSE  　スピーカーケーブル シリーズ3
GES3（シングルワイヤー） GES3BW（バイワイヤー）

●構造： デュアルシンメトリコアックスデザイン　(2芯完全対称同軸構造)　　
　　　　 バイワイヤリング対応
●導体： グレン・オプチマイズド銀線+ポリマーコーティング加工
●絶縁体： 超微孔発泡テフロン　
●標準の末端端子　： SPDSU
●その他の末端端子　： SPDS
●ケーブルサイズ： 直径15.0mmφ×2 (30mm)
●ジャケットカラー： 金糸編み

SILVER ECLIPSE  　スピーカーケーブル シリーズ3
SES3（シングルワイヤー）

●構造： シンメトリコアックスデザイン　(2芯完全対称同軸構造)
●導体： グレン・オプチマイズド銀線+ポリマーコーティング加工
●絶縁体： 超微孔発泡テフロン
●標準の末端端子　： SPDSU
●その他の末端端子　： SPDS
●ケーブルサイズ： 直径15.0mmφ
●ジャケットカラー： 銀糸編み

ECLIPSE  　スピーカーケーブル シリーズ3
ECS3（シングルワイヤー） ECS3BW（バイワイヤー）

●構造： デュアルシンメトリコアックスデザイン　(2芯完全対称同軸構造)　　
　　　　 バイワイヤリング対応
●導体： グレン・オプチマイズド銅線+ポリマーコーティング加工
●絶縁体： 超微孔発泡テフロン　
●標準の末端端子　： SPDSU 
●その他の末端端子　： SPDS
●ケーブルサイズ： 直径15.0mmφ×2 (30mm)
●ジャケットカラー： 白・黒糸編み

POLARIS   　スピーカーケーブル シリーズ3
POS3（シングルワイヤー）

●構造： シンメトリコアックスデザイン　(2芯完全対称同軸構造) ※バイワイヤー非対応
●導体： グレン・オプチマイズド銅線+ポリマーコーティング加工
●絶縁体： 超微孔発泡テフロン　
●標準の末端端子　： SPDSU
●その他の末端端子 ： SPDS
●ケーブルサイズ： 直径15.0mmφ
●ジャケットカラー： 白・黒糸編み

EQUINOX   スピーカーケーブル シリーズ3
EQS3（シングルワイヤー） EQS3BW（バイワイヤー）

●構造： デュアルシンメトリコアックスデザイン　(2芯完全対称同軸構造)　　
　　　　 バイワイヤリング対応
●導体： グレン・オプチマイズド銀線+ポリマーコーティング加工
●絶縁体： 超微孔発泡テフロン+熱可塑性樹脂
●標準の末端端子　： SPDGU
●その他の末端端子 ： SPDG
●ケーブルサイズ： 直径12.5mmφ×2 (25mm)
●ジャケットカラー： 赤・黒糸編み

ワイヤーワールド・ケーブル・デザインの背景

◆デビッド・ザルツの目指すデザイン、シリーズⅢへ

近年のハイエンド・オーディオケーブルのデザインは、それまでと比較して著しい進化を遂げました。 その牽引役となったデザイナーは、世界中でもほんの一握りのエキスパートに限られます。彼らには、あらゆる素材を巧みに組み合わせる柔軟な発想力と独自のコンセプトを駆使するダイナミックなデザイン・センスという共通点があります。

ワイヤーワールドのチーフ・デザイナーであり、オーナー社長でもあるデビッド・ザルツが理想とするケーブル・デザインの到達点は、ケーブルを介さずにコンポーネント間を直接接続した場合の音質をそのまま伝達するケーブルの具現化であり、その音質を目指してのケーブル開発でした。 彼は、独自の研究の結果、「ケーブル自身がほとんど音を出さないケーブル」。つまり、ケーブル本来の目的であるピュアな信号伝送に徹した「ケーブル自身が独り歩きをしない」ケーブルを創り出す事に成功しました。そして、ケーブルの能力・音質・特性などケーブルのパフォーマンスを評価する効果的な手段・手法を展開するうちに、「ハイエンド・オーディオ・ケーブルの価値とは何か？」を科学的に実証するに至りました。

デビッド・ザルツは、過去にはケーブルメーカーに席を置き数々の歴史に残るモデルを開発した後、1992年にワイヤーワールド社を設立、独自のユニークなコンセプトに基づくモデルを発表し、信号伝送におけるカラーレーションの基準を書き替え、さらに今回、製品のレベルを一層引き上げたシリーズⅢへと発展させました。

◆完全対称同軸構造デザイン

デビッド・ザルツは、1981年に、「シンメトリカル・コアキシャル・ケーブル（完全対称同軸構造）」が他の構造よりも信号伝送の精度に関して高いポテンシャルを示すことを発見しました。

上の略図の様に、シンメトリカル・コアキシャブル・ケーブル・デザイン（完全対称同軸構造）による電磁界の型は「日食」の状態に似ています。この丸い構造により、音楽信号により発生する導体間の電磁界の影響を最小限に抑える効果が得られます。信号電流の通過に伴い、導体内部の進行方向を法線とする電磁界が発生しますが、2つの導体それぞれの中心が正確に合致しないと、電磁界の歪みにより情報の完全な伝達が妨げられるとデビッド・ザルツは考えました。このデザインにより、電気抵抗特性・誘導特性・静電容量・表皮効果、そして外部との振動・電磁界の干渉などの音質に対する悪影響を極めて低いレベルに抑えることに成功しました。
ワイヤーワールドのオプチマイズド処理を施した、シンメトリカル・コアキシャル・ケーブル（完全対称同軸構造）は、自然の摂理にかなった理想的なデザインであり、ケーブルにまつわる諸問題を解決しています。（この設計はＵＳＡパテント＃5298682で保護されています。）

ワイヤーワールド・ケーブル構造の特徴

◆高度処理技術の導体

一般的に使われる導体の粒子構造には、グレイン・バンダリー（粒子境界層）と呼ばれている不完全状態の粒子層が含まれています。そのため解像度に関しては限界が生じ、音の純度にも不完全さが伴ってしまいます。 ワイヤーワールドが採用する導体には、独自のグレイン・オプマイズド（Grain Optimized™）処理を施し、個々の粒子の形状やサイズを整え、音楽信号を歪ませる悪影響を最小限に抑えています。ワイヤーワールドのほとんどの製品には、このグレイン・オプマイズド処理を行った高純度銅または高純度銀導体を使用しています。

◆音楽と一緒に歌わないケーブル

ケーブル中の導体に伝わる外部振動や、音楽信号が流れる際に発生する電磁力により生じる導体自身の動きは、電気的相関関係と導体線間の不安定な接触により歪みを発生します。ワイヤーワールドのケーブルは、歪みの原因を最小限に抑え高い安定性を持つ「抑圧層構造」を採用しました。さらに、ワイヤーワールド・ケーブルのほとんどのモデルは、線材一本一本にポリマーコーティング処理を施し、外部からの加振により生じる導体間の不定接触による磁界の乱れを回避し、導体各々の経年変化を防いでいます。信号が流れても安定した電気的な状態を保持し、かつ初期の性能を長時間保つデザインはワイヤーワールドの大きなアドバンテージです。

◆エネルギーの吸収と放出

一般的にケーブル導体間に用いられる絶縁体は、エネルギーの吸収または放出作用により信号を歪ませる原因を作ります。ワイヤーワールドのオーディオケーブルはそのようなエネルギーの吸収、放出作用を極力抑えるため、それぞれの商品ラインに可能な限り最良の絶縁体を採用（最も低価格のインターコネクトにも、絶縁体としては高価なテフロンを使用）し、多くのケーブルには、最良の絶縁体と考えられる超微孔エアーテフロンを採用しています。

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