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従来のメタルケーブルとは違い、光ファイバーは広帯域幅のデータを長距離でも確実に伝送できるように設計できます。4Kデジタルエンターテインメント市場が急速に普及する中で、HDMIケーブルは帯域幅の拡大に対応する必要があります。メタル線では距離や周波数帯域幅に限界があり、HDMI2.1以降に備えるケーブルとして光ファイバーケーブルのメリットが注目されてきました。光ファイバーは信号の減衰が極めて低く、外部からのノイズ干渉に対して高い耐性をもっており理想的です。しかし、現在市場に存在する光ファイバーケーブルはどれも高価で、4Kクオリティを普及させるために使いやすいとは言えないのが現状でした。開発部門、生産部門までを社内にもつマニュファクチュアであるFIBBRだからこそ、普及価格帯において最高性能の光ファイバーケーブルを製品化できるのです。
右の図は現在発売されている18GbpsメタルHDMIケーブルとFIBBR 18Gbps Ultra Pro光ファイバーケーブルの1080p信号パターンテスト比較です。メタルケーブルの3mよりもUltra Proの10mの方がなめらかな画像になっているのが確認できます。20mでの比較ではさらに顕著な差が現れます。
この損失の大きな原因のひとつが抵抗の存在です。メタルケーブルでは、普及価格帯で27Ω、中価格帯で24Ω、高級品でも21Ω程度のインピーダンス(抵抗)が存在します。この抵抗によって1080pの信号の場合、3mで15%、6mで50%、10mでほぼ全てのデータが失われてしまいます。万が一画像がディスプレイに映ったとしてもそれは元のデータとは全く違う劣化したデータにすぎません。1080pの信号でも光ファイバーケーブルの優位性をご理解していただけるでしょう。では4K信号はどうでしょうか。非常に高価なプレミアムケーブルでさえ、1.5mで25%の減衰、3mでは50%。そして6mで完全に映らないといった症状が現れます。ケーブルは映れば大丈夫ではありません。4K放送の美しさをそのままのクオリティで伝送する事が重要なのです。
■ BendRobust™ Technology
FIBBRが世界に誇る技術のひとつは、業界初の独自技術であるBendRobust™テクノロジーです。広帯域で信号減衰が極めて低く、外部からの電磁干渉に対して高い耐性を持つという光ケーブルの最大の特徴を備えながら、180度曲げる事が可能となっており、設置が難しい環境や、複雑な配管などの中でも容易に使用することができます。曲げ径は驚異の20mm以下を実現しており、信号が中断されることのない完璧な信号伝送をお約束します。これは3種類発売されるUltra Pro / King-A / Pure 2共通の特長です。もちろん使用されているのは世界最大の製造会社であるYOFCから独占使用が許されている最高品質のグラスファイバーです。スリムでフレキシブルでありながら丈夫で非常に軽く、従来のケーブルより60%軽量。これらは接続されたプレイヤーなどの精密なHDMI端子を、重いケーブルの自重によって破損させてしまう事を防ぐ意味でもとても重要です。もちろんこのメリットは、使用するケーブルが長ければ長いほど大きくなっていきます。また、FIBBRの光ファイバーケーブルは、ACカップリングから受け取った電力を使用するため、追加の電源を必要としません。オリジナルHDMI端子の大きさが、従来のパッシブHDMIケーブルの端子と同じサイズなのも見逃せないポイントです。
■ TransFuture™ Technology
FIBBRの特許技術であるTransFuture™テクノロジー。FIBBRのHDMIケーブルは光ファイバーとメタルのハイブリッド構造となっています。音声や映像といった重要な信号は光ファイバーケーブルを使用。その他の信号はメタルケーブルを使用します。 TransFuture™テクノロジーではさらに高度な設計が取り入れられており、独自技術によってDisplay Data Channel(DDC)とHot Plug検出(HPD)信号を1本の銅線にまとめる事に成功しています。これによりワイヤーに対する負荷の影響をまったく受けない構造となり、悪影響をあたえるクロストークは発生しません。2つのマイクロコントローラーユニットが信号を管理し、フェイルセーフEDIDとHDCP2.2動作を保証する最新テクノロジーです。
■ Direction LED Indicator
光ファイバーケーブルは信号を光変換しデータを送信するため方向性があります。接続をわかりやすく容易にするため[1/SOURCE]と[2/DISPLAY]がはっきりと印字されています。Ultra ProとKing-Aでは、ディスプレイ側にモニターのイラストも描かれており迷うことはありません。また内蔵されたLEDインジケーターによって、接続状態が確認可能。プレイヤー(送信)側に正しく接続すると内蔵LEDインジケーターが緑色に点滅。間違った方向に接続した場合は赤色に点滅します。
反対側のディスプレイまで接続が完了すると青色に点灯し準備が完了した事を知らせます。初めて光ファイバーケーブルを使う方でも迷うことがないユーザーフレンドリーな設計です。
■ LED Built-in Light
スタンダードモデルであるUltra Proのディスプレイ側端子には、LEDライトを内蔵しました。部屋を明るくしても、テレビの下側やプロジェクター、AVアンプの背面などは暗い場合があります。そのような場合に活躍するのが端子に内蔵されたこのLEDライト。圧倒的な使いやすさです。
■ Clean Material & Dust Free
FIBBRケーブルの内外部保護材料は環境に配慮され、ハロゲンなどは含んでいません。またRoHS/REACHにも準拠しています。腐食や毒性がなく人体に無害。また、難燃性に優れた性能を備えているため、ハウジング配線の要件(プレナム)を満たしています。各ケーブルの発売には、100万回の抜き差し使用テストに合格する必要があり、500Nの平坦化圧力テストに合格する強度をも備えています。また全てのケーブルは10Wグレード・ダストフリー専用工場において、ミクロ単位の精密さで生産されています。
■ 新鋭ブランド「FIBBR」HDMIケーブルを評論家鴻池賢三先生が徹底レポート!掲載記事
■ ステレオサウンド誌 HiVi冬のベストバイ2019 FIBBR Pure2 第1位受賞スペシャルサイト
■ ステレオサウンド誌 HiVi夏のベストバイ2020 FIBBR Pure2 第1位受賞スペシャルサイト
Pure 2
Pure 2はFIBBR HDMIケーブルの最上位バージョンです。光変換用チップはもちろんFIBBRオリジナル高性能チップ。メタル素材のオリジナルプラグによって耐振性が向上。更なる高画質、高音質を実現しています。世界最高品質の光ファイバーケーブルとBendRobust™テクノロジーによって、光ならではの損失のない美しい映像、SNのよい素晴らしいサウンドを実現。アクシデントを防ぐケーブル強度と使いやすい柔らかさの両立も注目ポイントです。
他の2モデル同様電源は基本必要としませんが、デバイスがケーブルに十分な電力を送れない場合のために、Pure 2は両端に追加電源を供給するUSBバスパワーケーブルが付いています。
帯域幅は24Gbpsまで拡張され、各チャネル8Gbpsに及びます。 4K 60p 4:4:4で12ビットの色深度をサポート。 独自の設計により、 Display Data Channel(DDC)とHot Plug検出(HPD)信号を1本の銅線にまとめる事に成功したFIBBR TransFuture™特許技術によって、ワイヤーに対する負荷の影響を回避できるため、クロストークは発生しません。2つのマイクロコントローラーユニットが信号を管理し、フェイルセーフEDIDとHDCP2.2動作を保証します。ARCにも対応。最高画質、最高音質を目指したHDMIケーブル。それがPure 2なのです。
※ 販売終了
長さ | Model | 標準価格 | JAN |
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※eARCには対応しておりません。
※デジタルトランスポート/DAコンバーター間接続用の、オーディオ・デジタルケーブルとしては使用できない場合があります。
※プレイヤーの音声/映像セパレート出力に使用する場合のご注意
■ AWARDS
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