つまり、一般的なケーブルメーカーは、過去の自社製品であったり、他社のライバル製品であったり、自分が理想と考える脳内のサウンドと比較して、ケーブルのテストを行います。しかしWireworldは違います。ケーブル・ポリグラフス・テストによって、ケーブルレスという理想的なサウンドと、ケーブルを用いた状態とを聴き比べる事で、明確な目標に向かって製品開発が行えます。このテストによってDNA Helixといった特許技術はもちろん、シリーズ8のためのComposilex3といった新技術も生まれました。Wireworldが発表してきた技術は、ケーブルを使用することで起る全ての損失を抑えるために発明されてきたのです。
シリーズ8が発表される。High End 2018の来場者は、ケーブルレスが実現する究極のノン・カラーレーションにまた一歩近づいたケーブル・シリーズの登場だとすぐに理解しました。Wireworldのケーブルが過去のシリーズより好みにあわない、といった事は起こりえません。その理由は明らかです。ライバルは過去の自社ケーブルでも他社のケーブルでもないのですから。
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