また時間が空いてしまった….
夏はどうも忙しくて更新が遅れてしまいます。
ある日、そんな僕に天恵のような企画が持ち込まれました。
持ち込んでくれた使徒の名はDJのオノダアツシ。
僕と同世代、同じ岐阜に住みながら主にブラジルミュージックを中心に名曲をセレクトしてくれる、
毎度選曲ハズレ無しの頼れるDJです。
ご夫婦でEMILY& ZOROというユニットでもDJをしており、
DJ界のジョン&ヨーコ、リンダ&ポールマッカートニー、
の名を欲しいままにしています。
このご夫婦、かつては大手外資系CDショップに在籍していたという信頼と実績とラブ&ピースを兼ね備えた、DJ界のママス&パパスでもあります。
それでは今回主催のオノダ氏より、企画の趣旨説明から。
NASPECブログ企画
CDは楽しい/CDが好きだ
僕はCDが好きです
音楽聴き出した頃から変わっていないフォーマットです
レコードを買ってた時期もありますが、
いまやそんなゆっくり家で音楽聴く時間もなく、
サブスクは新しい音楽に触れるツールとして活用していますが、
どちらかというと昔買えなかったCDという記憶の箱を開くツールとして活用している部分があります
レコード全盛の昨今、CDの新譜はなかなかリリースされなくなりました
反面、中古のCDは大量に溢れてきてブックオフの550円以下のコーナーは面白くなってきています
僕は今49歳ですが、20代の頃に見たブックオフは古くさくて何もないなあと思っていましたが、
今となってはその自分が10代20代の頃の音楽がたくさんあり、
今となっては若い方には古くさいなあと感じているかもしれませんが
音楽の聴き方が変わってきている今となっては新しく感じるかもしれません
またブックオフの中古棚を見ていると町のカルチャーの歴史も垣間見えます
自分は文庫本を買うような感覚で
棚を見つめ
自分の記憶箱と
中古棚にあるCDを
突き合わせ1枚買っては
聴く作業をしています
今回年齢の異なるさまざまな音楽好きのかたに、ブックオフにて
思い出の1枚
当時流行っていた1枚
気になっていた1枚
なんかよく分からんけど良さそうな1枚
とりあえずいっとけな1枚
などなど
みなさんの記憶の箱と
感覚を元に棚からひとつまみ
いや1枚選んで
Motiveに聴いてもらいましょう
オノダアツシ
そんなわけでこれから20代-50代までの愛すべき友人達との企画を
3回か4回に分けてお送りしようと思います。
今回は20代編。
皆さんお付き合いよろしくお願い致します。
~20s~
❶ セレクターさん自己紹介
❷ どこのブックオフで買った?
❸ 選んだCD
アーティスト名/タイトル/発売年
❹ 買ったお値段
❺ 選んだ理由や思い出や思い入れとかモーティブに聴いてほしいところなどなど
❶ サキ
主としてアンビエント、エレクトロニクス、自然音あたりの音楽を聴いている27歳。
お仕事はモデルをしています。
2023年リリースのdeadbundyのアルバム《neuradio》で楽曲制作と歌唱を、そしてMOTIVE
trioのライヴではごく偶にゲストヴォーカルさせていただいたりしています。
❷ BOOK OFF BAZAAR 栄スカイル店
❸ BUENA VISTA SOCIAL CLUB Presents Ibrahim Ferrer/1999
❹ 330円
❺ 棚からひとつまみしたきっかけはジャケット裏面の写真かっこいー…と心惹かれたから、です。
企画のお話をお引き受けしてすぐMOTIVEさんにプレゼントするなら、映画かワールドミュージックの棚からセレクトしようと方向性は決めていたので、ちょうどぴったりな一枚に出会えたと思います。
イブライム・フェレールの歌がいまのMOTIVEさんにどんな心模様や思考を生じさせるのか、感想を聞けるのが楽しみです。
MOTIVEより
サキちゃんはdeadbundyにもVOで参加してくれ、モデルなんかもしている、「岐阜のニコ イコン」の名を欲しいままにしている女の子です(嘘ですけど)。
公開当時映画は見に行ったけどこの盤を聴くのは初めてでした。
ライ クーダーの音楽とヴィム ヴェンダースの映像は黄金のコンビネーションですよね。
フェレールの歌声とても素晴らしかったです。
コーヒーを飲みたいような、ピニャコラーダを飲みたいような、コロナビールを飲みたいような、カルディにいるような気分になりました。サキちゃんありがとう!

❶ アレックスです。
5年前に妻と共にアメリカから岐阜へ引っ越してきました。趣味は映画鑑賞、旅行、音楽を聴くことです。
❷ BOOKOFF岐阜うさ店
❸ France Gall/夢みるシャンソン人形 ~ フランス・ギャル・ベスト/1989
❹ 550円
❺ フランス・ギャルの音楽は、フランスの歴史と切り離せないものだと思います。フランス・ギャルの時代の音楽、映画、芸術は、MOTIVEの趣味嗜好と関連しており、aLFFoの顧客層とも共通している。
MOTIVEより
アレックスは60sの日本のバンド、「裸のラリーズ」が好きな長身で男前の知的な紳士で、
「ジャパニーズサブカル好きアメリカ人界のキアヌ リーブス」
と呼ばれています(呼ばれては無いけど)。
France Gall、夢みるシャンソン人形が有名だけど、
タランティーノの「デス プルーフ」のエンディングで使われた
「Laisse Tomber Les Filles」が最高だよね!
「Jazz A Go Go」は知らなかったけどDJで使える!
60sのフランスは映画も音楽も素晴らしいね!
奥さんのジェニーはFrance Gallみたいでキュートだね!
THANKS ALEX!!

❶ カエデ
普段はロックやサイケ、ソフトロック、フォークあたりを中心に聴いています。
ビートルズをきっかけに60〜70年代の音楽を掘るようになりました。
❷ BOOKOFF岐阜オーキッドパーク店
❸ The Cowsills/The Best of The Cowsills/1968
❹ 550円
❺ 60年代に活躍したアメリカのファミリー・グループ、カウシルズ。
「The Rain, The Park & Other Things」の美しいハーモニーと浮遊感が好きで、ソフトロックを掘っている中で出会った一枚です。
一番聴いてほしいのが「Hair」1968年にブロードウェイで始まったミュージカル『Hair』のタイトル曲で、ヒッピー文化や若者の自由、長髪を象徴した当時のカウンターカルチャーを代表する曲です。
そんなちょっと尖った曲を、家族で歌う爽やかなカウシルズがカバーしているのが面白いところです。
ブックオフで550円で見つけて、「これは買うしかないな」と思った一枚です!
MOTIVEより
カエデくんは若いのに60s70sのロックが大好きな激渋な男で、
可愛い奥様と共に「トムとヨーク」というDJユニットをしている
「DJ界の内田裕也」の名を独占している男です(今日から)。
カウシルズ、全然知らなかったけど極上のソフトロック!
家族でやってるという事に何故か、えも言われぬ狂気を感じます。
「Hair」のカバーもいいけど、ビーチボーイズ感溢れる「The Rain, The Park & Other Things」が最高。
お互いサンシャインポップ大好きだもんね。
「MOTIVEさんが死んだら誰とこういう話をしたらいいんですか」
と深刻な顔でMOTIVE本人に相談された時は、江戸川乱歩の世界に放り込まれた感覚を味わいました。その節は混沌をありがとう!

❶ 主にalffoとtakuro coffeeでDJさせていただいておりますKOTAです
今回は、立候補という形で参加させていただきました。よろしくお願いします
❷ BOOKOFF 岐阜うさ店
❸ Andrew Morgan/Misadventures in Radiology/2008
❹ 110円
❺ motiveさんにCDを聞いてもらうという事で、僕が知っているアルバムはmotiveさんは全部知っているだろうと予測し、ジャケ買いさせていただきました。
アルバムタイトルであるMisadventures in Radiologyがとても良かったので聴いて欲しいです。
少しWikipediaで調べたのですが、Elliott Smithと親交があったそうで、才能を高く評価されElliott Smithのスタジオを無料で使っていいと招待されていたそうです。彼にとっては夢が叶った瞬間でしたが、悲しい事にElliott Smithはレコーディングをする直前に亡くなってしまい、残されたスタジオでレコーディングを敢行したそうです。その後、アルバムは4年の歳月かけて制作され Elliott Smithに捧げるアルバムとして発売されました。
ジャケ買いという形でしたが、購入させていただけた事をとても嬉しく思いました。
オノダさん、motiveさんありがとうございました!よろしくお願いします!
MOTIVEより
コータはコラムの座談会にも登場した、とても近い弟のような存在であることから「DJ界のJ SOUL BROTHERS」
と呼んであげてください(本当に)。
Andrew Morgan、ジャケ買いしたとは思えない素晴らしい内容です。PCに入れても名前とか出てこないし、サブスクにも無いのかもしれないし、そんなに有名じゃ無いのかもしれない..
それでも極上のフォークポップスで、100円なのが少し腹立たしいくらい。
10曲目の「Brushes to Bronze」が最高。
見つけたら即買いでいいと思います。
この企画にぴったりの好セレクトをありがとう!

次号に続く
(Naspec広報より)
今月10月開催の東京インターナショナルオーディオショウにて、
MOTIVEさんにDJイベントをやっていただくことになりました!
当日は弊社のオーディオ機材にDJ機材を繋いで曲を流すので、MOTIVEさんの選曲と合わせれば超いい音で聴けること間違いなし!!
場所は東京の有楽町で10/23(金)15:00~16:30と10/23(土)11:00~12:30の2日間です!
入場は無料なので皆様気軽にお越しください。

DJ MOTIVE

DJ MOTIVE /deadbundy/P.C.M
DJ/PROCUCER
アルバム”CURE”がiTUNESのHIPHOPアルバムチャートで最高1位。2008年インディーズHIPHOPベストアルバムHIPHOP, TECHNO, ELECTRONICAなど縦横無尽な作風が特徴。フランスのファッションブロガーGarance Doréが制作したクリスチャン ディオールのweb用ショートムービーにmomigaiの「whales」「senaka」が使用される。
3rd ep 「seaside」はUKのダウンロードサイトHTFRのチルアウトチャート3位。別名義のユニットdeadbundyはcalm、藤原ヒロシなどから支持。ドイツのレーベルHELL YEAHより12’「Lorenz/deadbundy」発売。2020年フリースタイルダンジョンのモンスター裂固とアルバム「omniverse」伝説的なジャズトランペッター近藤等則との共作 “ZEN” 発表。2022年よりテクノアーティストの名義である “P.C.M” 開始REMIX、CM音楽、サウンドトラックなどコラボレーション多数。
instagram
djmotive.deadbundy
≪vol.14
過去の記事
- 2026.7.17 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】SWINGしてない音楽について
- 2026.5.1 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】SWINGすることについて
- 2026.1.16 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】vol.12 BIRD MUSICを巡る想い
- 2025.11.24 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】サンプリングとカットアップ
- 2025.10.31 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】特別企画 Tiny Desk Talk Session @alffo 前後編
- 2025.8.28 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】ミニマリズムと音楽
- 2025.7.4 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】MOTIVE ”BIRD MUSIC ” の解説(後編)と手塚治虫と伊勢谷友介さん
- 2025.6.1 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】MOTIVE ”BIRD MUSIC ” の解説(前編)とユング、または量子力学
- 2025.5.2 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】北野武と坂本龍一
- 2025.4.4 【DJ MOTIVE’s aLFFo MAGAZINE】JOJOの奇妙な冒険と音楽